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2007年3月18日 (日)

伊豆大島ホルニトケーブ

20070318  三原山は昨日の降雪で真っ白.
昨年の調査により明らかにされたホルニト洞窟を,管理する伊豆大島町が本日10~15時の間公開した.ホルニトの入り口は,人ひとりがようやくもぐり込むことができる程度の狭さのせいもあり,順番待ちの長い行列ができていた.1時間以上待った後に入場.4メートルほどハシゴで下におりると,広さは10メートルほどの広大なホールが広がっていた.壁面の縄状溶岩の様子は見事である.天井から垂れ下がる無数のハチジョウイタドリの根は幻想的な風景である.ホールの先は進入できないが,狭いトンネルが続いている.
 ホルニトとは溶岩流の表面を割って押し出された溶岩が,塔のように円錐状に積み重なったものらしい.溶岩流の中が抜け落ちて溶岩トンネルが形成されるが,そのうちの一部では溶岩流内の脱ガスの仕業で,ホールの様な広大な地下空間を作るらしい.ここのはホルニトの先端からその洞窟の中に入ることができるもので,1951年噴火で形成された.
 昨年ここを調査して明らかにした元T大学のO先生とこの近くで遭った.話を聞くと「1年ぶりに待ちが公開するというので再調査に来たが,とても人が多くてそれどころではない」とのことだ.測量器具を手にしてそこを立ち去った.

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コメント

運悪く公開日に見学できませんでした。「鯛吉の海」HPで内部写真を拝見しました。撹乱を受けた場所にいち早く出現する先駆植物「イタドリ」オンダテの根はすごいですね。 ありがとうございました。
  大島町差木地 字クダッチ(無番地)
              内堀昇一

投稿: 内堀昇一 | 2010年1月 8日 (金) 11時55分

内堀昇一さま
 数メートルの無数の根が空洞の天井から垂れ下がる様は,非常に幻想的な風景でした.火山としての学術的な価値もさることながら,その美しさを観光資源にできたらよいのですが.ただ,安全管理と町役場の負担を考えると難しいのでしょうね.

投稿: Vologman | 2010年1月 9日 (土) 02時04分

早々に返信ありがとうございます。
大島へ出張の機会に差支えがなければお会いして頂けませんか。その際プレートテクトニクスについてお教えを頂ければ幸甚です。
    内堀昇一

投稿: 内堀昇一 | 2010年1月 9日 (土) 18時14分

 ありがとうございます.こちこそ機会がありましたら,伊豆大島のフィールドツアーに参加させて頂ければ幸いです.
 当方,雲仙岳等出張中です.火山はじつに奥が深いですね.

投稿: Vologman | 2010年1月 9日 (土) 23時51分

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