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2009年3月26日 (木)

進化したトータルステーション

 測量用トータルステーション,ライカジオシステム社のTCP1205+を購入し,今回の雲仙岳で初めて使用した.これにはこれまの機械的な機能の多くが電子式になっている.たとえばデジタル気泡管.水準をとるための円形気泡管が液晶画面に表示され,それを見ながら微調ネジで気泡を中心に合わせる.一番驚いたのは求心機.機械の水平位置を基準点の真上に一致させるのに使用するのは,レーザー光線である.視覚的にオレンジの光線が基準点の十字の中心に乗せられるのである.かつでは紐についた逆円錐形の錘で,その後,光学的にファインダーをのぞく方法となったが,現在はここまできたか.業界では以前から使われていたのかもしれないが,装置はどんどん進化していく.火山学の進化はそれと比べたらどうなのであろうか.

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2009年3月23日 (月)

訃報 -雲仙にて

  昨日から6日間の日程で,2年ぶりの雲仙岳観測出張.しかし長崎空港に降り立つや,福岡支社の火山センター長から携帯電話でM氏の訃報を受ける.急逝だった.自分と同じ世代で雲仙岳の噴火時の修羅場を一緒にくぐった仲間の一人である.あまりに突然のことで信じられない.自分とM氏とはゆかりのある雲仙の,2年ぶりの出張時に氏の訃報を知るとは,なんだかある種の因縁を感じる.
 葬儀は故郷の熊本である.観測用の登山シャツでは参列できないので,スーツから靴まで一式新調して,熊本に向かい葬儀に参列.多くの火山仲間も同席,みな声も出ない.
 あすから残りの日数で,M氏と一緒に観測したことなどを思い出しながら,雲仙岳を登り,観測を行うことになろう.これまでで一番気分の落ち込んだ雲仙岳の観測になるであろう.

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2009年3月12日 (木)

霧島山でのCG-5

 昨日から8日間の日程で霧島山の重力探査.重力計は前回までのシントレクスCG-3から,更新したCG-5に.性能がハイスペックになったことよりも,機械的に小型,軽量になったことが,手放しでうれしい.これで機動力が増し,これまでの2~3割増しの観測データを取得できるだろう.

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